スタッフブログ

間隔の狭い改行の仕方を覚えた!!へるめっぽ選びの巻

いつもお世話になっております。二輪処Saga屋のトモです。

もうすっかり暖かくなり、いかにもバイクシーズンです!!って感じですよね~

皆様はこのGWどこへお出かけになるのでしょう^^
当グループもお陰様で、毎年のGWは250cc~大型のレンタルバイクは全車出払います^^

そんな楽しい楽しいツーリング♪ 皆様の安全装備は大丈夫ですか??
二輪車での死亡事故の原因ワースト1位が頭部へのダメージによるもので
その割合はなんと、全体のおよそ半数を占めています。

今回は前回の続き、バイクの安全装備の代名詞ヘルメットについてお話していきまーす
これからバイクを購入し、ヘルメットを選ぶ方の為に、まずはヘルメットの種類のご紹介。

ザックリ大きく分けて3種類有り、ハーフタイプ ジェットタイプ フルフェイスタイプがあります。

そして日本国内でバイク用ヘルメットとして使用するには規格に通っている必要があります。
PSCマークとSG規格など、中学生の時に習ったはずですが
皆さん覚えていますか?????笑

海外無名メーカーのよくわからんヘルメットはPSCマークがない場合があるので
日本国内の公道で使用するとノーヘル扱いになりますから注意して下さいね笑

他にも日本工業規格すなわちJIS規格に始まり
Arai・SHOEIといった日本の有名ブランドメーカー内での自社規格や
SNELL規格 MFJ公認 ECE規格 SHARP規格 等々・・・
各国や団体によって様々な規格が存在します。

一つずつ画像や規格の種類など説明しているとおびただしい文字数になりますので
興味のある方は「ヘルメット 規格」とか検索かければ詳しく載っているサイトがありますので是非覗いてみてください^^←投げやり感。。。笑

ではお話を戻します!!

ハーフタイプとは俗に言う「半ヘル」です。
その名の通り頭の上半分しか隠さず帽子みたい感じです。

街中で原付クラスに乗っている方の多くはこのタイプです
まぁ安全性は被らんよりマシ程度です笑

シェル(帽体)やライナー(中の衝撃吸収材)の性能云々以前に
激しく衝突すると、衝撃で大体の半ヘルは脱げ落ちますorz  その後はお察しのとおりです。

当グループあるあるで、レンタル契約の際お客様から
「普通自動二輪や大型を乗るときは半ヘルだと違反?」と言うご質問をよく頂くのですが
結論から言いますと違反にはなりません。PSCマークが付いていれば道路交通法上
問題ありません。でもオススメしません笑

何故かと言いますと、125cc以下用と記載されているヘルメットを被り
それ以上の排気量のバイクを運転している時に、製品の欠陥などが理由で
搭乗者が死傷した際、SG規格を設定している「一般財団法人製品安全協会」は
1円たりとも賠償してくれません泣 (本来であれば最高1億円)

余談ですが、工事現場で使うような産業用ヘルメット、通称「ドカヘル」は大体の物が
ノーヘル扱いとなり違反ですのでご注意を。。。
(乗車用としても兼用可能な規格を通っている産業用であればオッケーです♪)

次にジェットタイプですが、これは顔面部分だけ露出していて
後頭部、側頭部は守られているタイプです。

色・形やグラフィックも様々で、製造しているメーカーも豊富。
その為、バイクに合わせてオシャレにチョイス出きると言う点では3種類の中で
最も優れているのではないでしょうか^^

価格も5千円以下の物から、〇万円まで色々あります。
今ではマスツーアイテムとして、すっかりお馴染みのインカムも取り付けやすい構造に
なっています。 シールド付きは雨や風が直撃することもないですし
街に溶け込みやすい雰囲気ですので、 老若男女問わず、非常に人気です^^

しかし、ハーフタイプよりかはマシとしても、正面からの衝突に対しての保護性能は
ほとんど無く、安物の場合シールドが割れて顔が傷つく恐れもあります。
もし転倒した場合は顔から地面に突っ込んで行かないよう、アッチ向いてホイしましょう笑

そして最後はキングオブヘルメット!フルフェイスタイプです。

これもその名の通り、頭すっぽり丸ごとタイプです笑
安全性に関しては見たまんまなので説明するまでもありませんね。
多くの有名ヘルメットメーカーはこのフルフェイスタイプに重きを置き
衝撃安全性能の検証等、開発に力を注いでいます

価格は安いもので1万円~って感じです。個人的には国内有名メーカーの
3~5万のモデル選んでたら、まぁハズレは引かないかなとは考えています。
かといって海外ブランドが悪いという訳では決してありません。
しかし日本のブランドは日本人の頭の形で設計しているという事です。

いくら高性能ヘルメットを被っていても、フィットしていなければせっかくの性能が半減。
ヘルメットは頭にフィットしてナンボです笑
一般的に丸顔はArai 面長はSHOEIっていいますが、大手量販店で実際に色々被ってみて
頭のサイズを測って貰い、内装を微調整してシックリ来るものを買いましょう♪
最近では量販店内に、それら2大ブランドの専門知識資格を受講し習得したスタッフさんが
いらっしゃるお店も多いです。いわゆる公認プロショップってやつですね。
そこでなら選び方や測定など詳しく対応してくれることでしょう。

いい物は軽量であったり、内装が外せて丸洗いできたり、通気性向上や風切り音軽減を
目的としたエアダクトやディフューザー等の装備も整っています。

結構誤解されがちですが、フルはハーフより夏快適ですよ笑
直射日光を肌に受けないので以外と熱くなく快適です!メッシュ内装ならなおよし!

結局使い方や環境によって良し悪しが出てくるものですが、僕は16歳でバイクデビューして
今までの10年間、フルフェイスしか所有していません笑
だってあの世で「あぁ~ちゃんとしたヘルメット被っておけばよかった」って
後悔したくないですから笑 実際数回助けられてますし、何より自分の身は自分で守れって言いますしね。

これはあくまで持論ですが
「原付やからコレでいい」とか「そんな事故るほどスピードださんからコレでいい」ってのは
どのような方程式からそうなるのか疑問に思うことが良くあります。
公道にでて乗り物を乗るからには常に危険と隣り合わせです。
ぶっちゃけた話をすると、職業柄ぐちゃぐちゃのバイクや血のりがついているバイクなんか
嫌と言うほど見ます。そんな時我々は真っ先にライダーの無事を想います。

昔、友達の女の子がヘルメットを首にかけているのを指摘した際
「ちゃんと被ってたらダサいやん」と言っていました。
それで事故ったらもっとダサなるでと返すとそれからはしっかり被るようになりました笑

何かあってからでは遅いです。ヘルメットに限らず安全装備にはお金をかけましょう。
命がお金で買えると思うと安いものです。
もちろん安全運転にも留意し、楽しいツーリングシーズンをお過ごしください♪

これでも短く書いたつもりですが、毎回長くなってしまいます笑
ぐだぐだした長文を最後まで読んで下さりありがとうございました^^

最後に名言「タイヤ ブレーキ オイル ヘルメットはケチるなっ」これテストでますからね笑

ではまた次回お会いしましょう^^